There’s A Boy in the Girls’ Bathroom
Louis Sachar

【あらすじ】
5年生のBradleyは問題児。友達や家族にも嘘をついたり、女の子とケンカをしたり、クラスのみんなにも嫌われていたが、カウンセラーのCarlaとの出会いから変わっていく。

【感想】
Someday Angelineが良かったので、同じ作者の作品である本作を読んでみました。
主人公のBradleyは周りの人間が嫌がることばかりしているけど、家では人形たちを相手に会話をしたりしており、とてもデリケートな子であることが分かります。転校生のJeffが声をかけてくれた時もかなりの悪態をつきながらも一緒にいたけれど、その理由として ”So long as Jeff is friends with me, nobody else will like him!” と言っていた時はBradleyの心の闇の深さにゾッとしました。
Bradleyに対する周りの子供達の態度もまた子供特有の残酷さがありました。

カウンセラーのCarlaが彼の良さを理解し、自分自身を信じる力を与えていく過程が心に残りました。私ならあんな小生意気なことを言われたら大人げなく本気でケンカしてしまうと思うので、どのような質問に対してもとてもポジティブなCarlaの回答の仕方はとても参考になりました。
私には子供はいないけれど、Bradleyくらいの子供がいる方ならまた感じ方は違うのかもしれません。

本当は自分を変えていくのはもっと時間がかかったり、難しかったりするかもしれないけれど、自分を信じて、自信を持って、ひとつひとつできることを実行していけば、誰でも変わることができるし、周りも変わっていくのだと、読み終えた後に思える良い作品でした。

英語も平易で、200ページ(3万6千語)程度の長さなので、洋書初心者の方にもおすすめだと思います。
あとは名作と言われる “Holes” だけ読んで、とりあえず新年Sachar祭りを終えようと思います。

Word Count: 36,671
Lexile: 490L

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