【映画記録】 2024年7月8日〜7月14日

 2024年7月8日〜7月14日(5本)

・フェラーリ  (Ferrari)  (2023)
・スーヴェニア 私たちが愛した時間 (The Souvenir) (2019) 【1001】
・血は渇いている (Blood Is Dry) (1960) 
・タンジェリン (Tangerine) (2015) 【1001】
・砂の女 (Woman in the Dunes) (1964)【1001】

新作は「フェラーリ」を見ました。特に車には興味はないけれど、「フォードvsフェラーリ」や「グランツーリスモ」は楽しめたので何も考えずに鑑賞。思っていたものとは違いフェラーリの人生について淡々と進んでいく感じで、レースにこだわっている割には没入感もない。同じような赤い車が何台も並んで走っていたので、素人目には違いが分かりにくかったです。

とにかく淡々と進むので一番訴えたいことが分からなかったけれど、とにかくエンツォが酷い男だというのだけはよ〜く分かりました。この作品ってフェラーリ社にとってマイナスにならないのかな…。

途中で出てきた性的なシーンがPG12だったのかな…と気を抜いていたら、最後にミッレミリアで観客を巻き込んだ大事故のシーンがとんでもなく生々しかったので「ここか!!!!!!」と思いました。交通事故を目撃してしまったような衝撃を受けたので、この映画でここまで描写する必要があったのかと疑問に思いました。

「砂の女」はオープニングからスタイリッシュすぎて度肝を抜かれました。原作で感じた何ともいえない不穏さ、虚無感などが映像でさらに妖しくなっており最高でした。
出演者の名字の印鑑が出てくるのは伊坂幸太郎の殺し屋シリーズでもありましたが、これをオマージュしているのでしょうか。

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今年見た映画:153
死ぬまでに観たい映画1001本:497本※
※LetterboxdとNotionと手帳の記録で数字が異なっているので、確認をするまで暫定的にNotionの数字を使用