町田尚子絵本原画展 隙あらば猫

パラミタミュージアムで開催されていた「町田尚子絵本原画展 隙あらば猫」に行ってきました。

自分、犬派一本でやってきてるんで…と思いつつも可愛さに釣られて行ってきました。名前のとおり隙あらば可愛い猫が描かれている作品が多いものの、全てが猫の絵という訳ではないので、家に帰ってから愛犬に後ろめたい気持ちになることもありません。271作品という「こんなに見せてもらって良いのかな?!」と途中で不安に思うほどのボリュームで大満足でした。

印象に残っているのは浦島太郎の中の四季の部屋です。浦島太郎自体、こんな繊細な浦島太郎は見たことがないと一気に引き込まれたのですが、春夏秋冬それぞれの部屋は眼を見張るような美しさでした。季節が進むにつれて太郎が故郷を想う気持ちが強くなっていく様子が伝わってきました。マッチ売りの少女も展示されていて、こちらも絵だけで悲しい結末に胸が詰まりました。

帰りにショップで買って帰ろうと思ったのですが、見事に売り切れ。みんな考えることは同じか〜

天気も良かったのでミュージアムの庭園も散歩。

歩き疲れるほどの広さではないのですが、ところどころに椅子が。と、思ったら作品名が。

椅子かな…違うかも…でも椅子かも…と前をウロウロしてしまいましたが、作品として鑑賞し、座らずに帰ってきました。


町田尚子画集 隙あらば猫

うらしまたろう (日本の昔話えほん 6)