東京都美術館 印象派展2024

印象派展に行ってきました。

https://worcester2024.jp/

東京都美術館は3年ぶりでした。

開館直後に行ったのでそれほど待たずに当日券も購入できました。入場券がQRコードがプリントされたレシートでちょっと残念。

音声ガイドが速水奨さんだったので、寂雷先生に案内してもらってるみたいで良かったです。

すでにそれなりの入場者があって、なかなか前に進まなかったり、音声ガイドの説明が終わらないうちに次に進まないといけなかったりと、平日朝イチなのに…と驚きました。前日に行ったマティス展も平日なのに混んでいたので、東京の美術館ってこんな感じなのですね。

今回はアメリカのウスター美術館所蔵の作品ということで、パリで修行をしたアメリカ人画家の作品も多くあったのが興味深かったです。印象派というとヨーロッパのイメージが強かったので、あの画風でアメリカの風景というのがなかなか新鮮でした。

特に最後にあったグランドキャニオンには衝撃を受けました。私の知っているグランドキャニオンではなく、印象派の画家にはこのように見えるのか!とただただ驚いて眺めていました。グランドキャニオンまで線路ができた時に、印象派の勉強をした5人の画家が目隠しをして現地に連れて行かれて、到着後にいきなりこの風景を描けと言われて描いたという経緯も衝撃でした…。無茶振りというか、ちょっとした拉致状態ですよね。幸いこの絵は最後のスペースに飾られていたのでゆっくり観ることができました。

もうひとつ印象に残っているのは、ウスター美術館の館長がモネの睡蓮を購入する時にやりとりした書簡です。値引き交渉が生々しくて面白かったです。

写真スポットがいくつかあってパネルを背景に記念写真を撮影している方が多かったのですが、1人で行くとただパネルを撮ってくる感じです。自撮り棒でも持っていった方が良かったのでしょうか。

今回もショップでは最小限に…と心に誓い、ポストカードとしおりだけ購入。しおりはなんぼあってもいいですからね。綺麗だし、使えるし、場所も取らないし…最高では…。

ウスター美術館という名前にかけたウスターソースも気になったのですが、この後の行程も考えると瓶入りの液体の持ち運びは重さや破損が心配だったので諦めました。

大満足でした。

  1. 美術館行って記念のしおりは良いアイデア。しおりはいくつあってもいいよね!本に挟んでいるうちにだんだんなくなっていきますからね。印象派ぼんやりした絵?というイメージしかなったので私もちゃんと見てこようと思いました。

    • 場所を取らないと思って買っていたクリアファイルもかなりの量になってしまい、何か他の記念になるけど小さめの物を…と思っていたのでちょうど良かったです。Yukoさんもぜひ行ってきてください。